【急騰】今買えばいい株11569【神風特攻】

山師さん

(3092)　ZOZO決算、4-9月期経常▲２８％減益で着地、7-9月期も▲２９％減益

ZOZO　プライベートブランドメーカーとして飛躍するはずの「ゾゾスーツ」が早くも大失敗　2018/11/01

　　　　　　　　　採寸スーツの無料配布を中止　経費削減に動く

ユニクロ1兆5400億円企業を超える「ZOZO」ブランドメーカーになるとして株価も暴騰したが・・・・
2019年には自社ブランドの「ゾゾスーツ」の売上は500億円にすると掲げたはずなのだが。
高級ブランド衣料が一堂に集まる高級品通販サイト「ゾゾタウン」を運営するZOZOが、初めて手が
けた自社ブランド「ゾゾスーツ」が早くも失敗した。

採寸用無料スーツを配り、これを着て注文すればぴったりワイシャツのハイテク性が話題を集めた。
初めての自社ブランド「ゾゾスーツ」の事業について、前沢友作社長は10月31日の決算発表で、こ
のハイテク採寸用スーツの無料配布を縮小すると発表した。

決算説明で前沢社長は「今後は採寸用スーツなしでも購入できるようにする」とした。

注文する客の骨格や筋肉のつき方まで合わせるハイテクを売り物にした「ゾゾスーツ」は、この採寸
スーツを必要とする。今年の１月に無料配布を開始して来年３月までに600万～１千万枚を配る計
画でいた。ところが、フタを開けてみると７月末までに配布されたのは計画の１１％程度、約１１３万
枚にとどまり頭打ち状態だった。

前沢社長は、配布を３００万枚で打ち切るとした。どうやら最初に３００万枚を作りわくわくしながら待
ったが7ヶ月間で100万枚だけだった。タダで配っても100万枚しか出なかったことにガッカリしたに
違いない。

前沢社長は、「配布を抑えることで約３０億円のコスト削減が見込める」と強調。今後は、これまで
集めた採寸データを活用し、身長、体重、年代、性別を入力すれば注文できるようにするという。

アパレルをデザインして作って売る。アパレルメーカーの経験もスキルも無い素人が、ただハイテク
だけに走ってしまい、肝心のアパレルメーカーとしての素質はただの素人に過ぎなかったことが露
見したといえる。

しかもZOZOブランドのワイシャツは、他社を超えるような魅力も無く、ありきたりの普通のシャツに
過ぎなかったのでなおさらだ。

アパレルブランドの立ち上げには、強いブランドイメージ戦略と他社と違う魅力的なデザインを打ち
立て、欲しいと言わせる最高ブランドを作りあげることが重要だ。この一番大切な基本すら知らなか
ったようだ。